第3・4学年 道徳学習指導案 
平成13年11月8日
指導者 小林 正樹
 
 指導の実際を付け加えたものである。
 
1 「友達」を考える(自作)
        パワーポイント(パソコン・プロジェクター)を使った授業の試み
     資料1『日本一短い手紙 友へ 一筆啓上』福井県丸岡町:角川文庫
       2第25回 全日本「小さな親切」作文コンクール
                :県内入賞作品『やまがた 小さな親切』より
2 本時の目標
 (1)本当の友達とはどんな友達なのかを考えることができる。
 (2)これからの友達との付き合い方を考えることができる。
3 指導過程
主な発問・学習活動など 指導上の留意点
1 「“本当の友達”って、どんな友達でしょう。」
        【板書→発表→質問等】
実際の板書へ
※4年生へは、
「誰も書かないようなことを書いてね。」
と言ってから書かせた。
「お尋ねはありませんか?」
で、話し合いが始まった。面白かった。17分間もここまで使ってしまった。長すぎた。

   
2 「この手紙はどんな状況でしょうか?」
   “どうしてケンカしたんだっけ。
    どうして仲直りしたんだっけ。
    不思議だね。”
        【説明する。】
3 「○にはどんな言葉が入るでしょうか。」
   “○○○○って、気持ちいいね。。
    友だち どんどんふえていくみたいだね。”
        【予想を書く。→発表する。】
   “たった3にんの 1ねんせいで
    おとこのこは ぼくひとり。
    ふたりを○○○ぞ。”
        【予想を書く。→発表する。】
※「うらむ」も出された。
   “お前 ○○○持たずに来いよ。
    機械じゃなくて、お前と遊ぶのが好きなんだ。”
        【予想を書く。→発表する。】
4 作文の読み聞かせ。
        【読み聞かせを聞く。】
※最後の感想にもこの作文の内容はなかった。あまりインパクトを与えない作文だったか。
5 「こんな手紙もありました。」
   “雪の日に、貸してもらった手袋さ、
    片っぽだけだったけど、温かかったよ。”
   “泣かした数も泣かされた数も一番だけど、
    いっしょに笑った数も君が一番だね。”
        【聞く。→読む。】
※時間が余りそうだった。気に入った手紙を一つ選ばせ、人数を確認した。さらに、参観して下さった先生方にも聞いた。
6 「みんなも、お友達に日本一短い手紙を書いてみよう。」
        【書く(考える)。→発表する。】
※参考になる今までの手紙を手元に持っているため、結構書けるものだと思った。全員が書いた。発表のみ。
 ここでも数名の手紙を黒板に書かせ、交流を図ればよかったか。手紙を書くのは難しいだろうという予想、思いを大切にしたいと考え、そこまでは計画に入れていなかった。
 子供たちの反応を生かした授業中盤から後半での話し合い、今後の自分の授業でやってみたい。
 
○事前に自学にいくつか書かせておく。全員に板書させ、交流する。その後、本の紹介。






○説明できそうな子、2人くらいに説明させる。




○あまり時間をとらず、 テンポよく進める。




○正解を発表し、みんなで読み合う。



○作文プリントを配布する。

○みんなで読み合う。







○手紙6編のプリントを配布する。




○時間があれば、授業の感想も書せたい。






 


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